実在した殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスを題材とした実録殺人鬼映画。
服役中に知りあったオーティスと同居しているヘンリー。ある日、オーティスの妹のベッキーが彼らの家に転がり込んでくる。これがきっかけとなり、ヘンリーの日常は少しずつ崩れて行くのだった...
※当方、殺人鬼漁りはかなり前にやめてしまった為、ヘンリーに対しては知識ほぼ0の状態です。
しっとりと、淡々と描く殺人鬼の日常。あえて過度な演出(激しい流血や凄惨な描写)はせずに魅せて行く事で殺人鬼の日常というものをよりリアルに映し出す。
計画性は無く、日課のように、当たり前のように人を殺すヘンリー。これといって派手な描写も無いんだけど、全体を通して感じる「殺人」という行為の軽さがとても好き。(本作で映し出される)ヘンリーにとって殺人とは本当になんでもない事、当たり前の事なんだろうなって思う。
あと、死体が次から次へと映されていく冒頭が最高。
視聴 2024年3月11日
