鍋山和弥

ただ、君を愛してるの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『マコト』、『シズル』、『ミユキ』の三角関係ものだが、おどろおどろしさの無い、純愛チックなストーリー。この作品の、登場人物達は、みんな優しい。『マコト』は、最初は、『シズル』には、親切にしてたものの、『マコト』の、本命は、『ミユキ』だった。それが、『シズル』とのキスで、『マコト』の気持ちは、『シズル』の方に、変わったのだが、『シズル』の方は、『マコト』と『ミユキ』の、邪魔をしたくないのと、キスで悔いがないのと、大人になった自分を、見せたい気持ちが、『マコト』の元を、去った理由だろうが、『マコト』の方は、これからと思ったのに、去られてしまった。『ミユキ』も、『マコト』が、好きな気持ちが、あったのに、それぞれスレ違い。みんな純粋だ。三角関係なのに、純愛チックに、なってる理由として、『シズル』と『ミユキ』も、仲が良く、恋の駆け引きも、騙し合いもない。『マコト』に、積極的に、アプローチするが、色気や誘惑じゃない。『シズル』にしても、『ミユキ』にしても、こんな女性いないだろう感が、『シズル』と『ミユキ』を、アイドル感たっぷりにしてる。この作品の世界は、リアリティーというより、夢の世界。『ミユキ』は、ともかく、『シズル』は、騙されやすそう。『マコト』にしても、『シズル』にしても、『ミユキ』が、いないとダメそう。でも、それが、純愛チックな、癒しの世界を、構築している。
鍋山和弥

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