このレビューはネタバレを含みます
内容的には、『ニキータ』と、ほぼ同じだが、ラストの方は、より完成度の、高い作品となっている印象だ。主人公の『マギー』は、確かに、ヤク中で、警官を、1人殺したが、世間的には、死んだことに、なっているとは言え、ミスしたら、ゴミクズのように、殺そうとした所に、組織の冷たさが、あるように思う。人の命を、命と思わない。秘密組織とは、そんな物。組織は、『マギー』の、弱みに、漬け込んだに過ぎない。やり直すチャンスとは、名ばかりで、組織は、言うことを、聞く駒が、欲しいだけ。とりあえず、組織に、善意などない。