パーコーメン

悪魔のいけにえのパーコーメンのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
4.8
ホラー映画の元祖というべきか、低予算大ヒットホラー映画。真夏のテキサスを舞台に5人の男女が続々と殺されていくストーリー。ドキュメンタリー風の撮影でBGMは無く絶叫とチェーンソーの音によるハーモニー。確かに怖い。
初めて観たけどレザーフェイスって殺人一家の弟だったとは知らなかった。レザーフェイスの人を殺すシーンもメチャクチャ速い。
後半最後の1人となった女の子と追っかけっこして家族紹介して、蝋人形みたいな爺様にハンマーを持たせるくだりは怖いよりも面白さが勝る。血を爺様に吸わせるシーンもグロですね。
何とか逃げ切れた彼女の叫びから笑いに変化し精神がおかしくなるオチはなかなか良い。トラックの運転手が生き延びていることを祈ります。
この時代ヒロインが反撃したりヒントを見つけて脱出したりも無いやられっ放しの展開なので、観た後疲れます。胸を出すエロも無いです。