「夕陽のガンマン」がいまひとつ響かなかったので、不安ながら観ました。
前作に比べてとんでもなくスケールアップした大作ですね。
これを観るとタランティーノが影響を受けたのがよく分かります。
収容所で拷問を受けるシーン、音楽隊が演奏する音楽、これはジョン・ウーの「男たちの挽歌」の元ネタじゃないでしょうか？
バイオリン奏者が演奏をやめるシーンとかグッときますね。
終盤、いつものポンチョが出てきてから俄然、盛り上がります。
墓を探して走り回るテュコが、若干女の子走りなのがかわいい。
クリント・イーストウッドのキャラは毎度のことながらキマってますが、今作ではテュコの卑しさが強烈。
この三部作では余計な恋愛要素がないのもいいですよね。
アマプラで観たので、完全版ですか？3時間の長尺。カロリーオーバー気味の一本、もうお腹いっぱいです。
