さすが名作
極端に横長なのでスクリーン全体に映像が広がる
あたかも自分が西部劇の世界に入り込んだようだ
極端な寄りのショット(画面いっぱいに顔が広がるがアス比のおかげで圧迫感がない)と引きのショット(広野や街をしっかり捉える)の比較的両極端な対比が効果的
また長い上映時間のお陰で、映画的な間が存分に生かされている
イーストウッドがカッコいいのはもう当たり前として、この映画はやっぱり、ugly が真の主役なんじゃないかなあと思う程印象的 卑劣ながらどこか憎めず、イーストウッドとの奇妙な共謀関係もどこか微笑ましい
全体として乾いた笑いと、渋さに満ちた作品
テーマソングも素晴らしい 映画の中で効果的に利用されている
午前十時の映画祭にて
(邦題はどうしてこうなった、昔には良くあるパターンかも知れないけど)
