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続・荒野の用心棒のMiYAのレビュー・感想・評価

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)
3.5
「荒野の用心棒」の続編でもなんでもなくて(「サスペリアPart2」みたいなもん)、クリント・イーストウッドも出ていないものだから全然期待してなかったんですけど、思いのほか面白かったです。

主人公が棺桶を引きずって登場するオープニングの掴みからして最高です(テーマ曲はタランティーノの「ジャンゴ」にも使われてたな)。イーストウッドが徹底してクールでハードボイルドだったのに較べて、本作の主人公はわりと人間っぽくて、奪った金が底なし沼に沈んでいくのを見て慌てて沼に飛び込む様子などは愛おしくて仕方ない(笑) 何か策があるようでガトリング銃をぶっ放すだけだったり、指を全部潰されたのに気合で早撃ちをしたりと、もう彼の一挙手一投足から目を離せない!
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