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セルラーのtanakaのレビュー・感想・評価

セルラー(2004年製作の映画)
4.0
コメディ調とシリアス調のバランス感が絶妙な作品。一昔前の金曜ロードショーでよくやってたよね。

携帯だけが命綱、家族全員が拉致され、しかも相手は悪徳警官という絶体絶命っぷり。
この窮地に立ち向かうのが拉致されたキムベイシンガーから電話を受けたクリスエバンス。一家の窮地を救うために奮闘する。誘拐された一家の描写は絶望的で恐ろしいけど、クリスが奮闘する描写は底抜けに明るく一生懸命で見ていて安心感があった。後ステイサムも悪役で出てたけど、今観ると笑える点だと思う。

シリアス一辺倒の話だと思っていたから嬉しい誤算。最後の台詞もセンスがあって、鑑賞後は清々しい気持ちになれた良作。
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