やまぴー

別離のやまぴーのレビュー・感想・評価

別離(2011年製作の映画)
4.1
前半の何気ないシーンが後半に活きてくる優れた脚本。

ただ単に胎児の死を巡る裁判というテーマだけではなく、巧妙な伏線が回収されている見せ方は見事。

そこに宗教観や司法、偽証によって苛まれる道義心など様々なものが絡まりあうことで作品としての面白さを押し上げている。

いやー、僕ならどちらの親にもついて行きたくないね。笑