へい

TATSUMI マンガに革命を起こした男のへいのレビュー・感想・評価

5.0
辰巳ヨシヒロさんの原作を基にしたアニメと半生が交互に描かれる。

恥ずかしながら、彼が劇画の第一人者で偉大な人物であることを初めて知った。
彼のナレーションで半生が語られるが、人生経験から人間のやり切れなさ、孤独さ、どうしようもなさを表現していると思う。
あと、めちゃくちゃ優しい声。

物語は、定年退職の話とグッドバイが特に好きだった。人間の闇を映し出しているけど、それが人間だろ?それでいいんじゃないかな?って肯定してくれる。
本屋でのシーンからラストにかけては涙が漏れた。
へい

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