第一次大戦の前線で戦う兵隊たちに起こる悲劇をコメディ的に描いている。笑わせながらゾッとさせる、モニチェッリの手腕が光る。DVDのインタビュー映像によると、戦争をコメディにした初めての試みだそうで、製作前にかなり批判、忠告などあったとか。フタを開けてみれば、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞ほか数々の賞を受賞。
V ガスマンとA ソルディの競演が楽しい。ガスマンのほうが印象に残った。S マンガーノが兵士たちのマドンナ役。イタリア女の強さをガスマンとの対決で見せている。
(イタリアの兵隊は日本の兵隊のような坊主刈りではなかった。)
DVD特典映像のガスマンとソルディのヴェネチア国際映画祭受賞式のコメントが面白かった。