ほっきょくぐま

プリティ・ウーマンのほっきょくぐまのネタバレレビュー・内容・結末

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

🐻‍❄️🐻‍❄️🐻‍❄️🐻‍❄️🐻‍❄️
1967年10月28日はアメリカ合衆国の俳優
ジュリア・ロバーツの誕生日です🎂
代表作「プリティ・ウーマン」を鑑賞しました

監督はゲイリー・マーシャル監督が務めています

「この世は全てお金次第」
そういうエドワード・ルイス(リチャード・ギア)は、“ウォール街の狼”と呼ばれる程、名の知れた実業家です
この日、エドワードは、ビバリーヒルズの友人のホームパーティに出席し、途中退席のため、
顧問弁護士のスタッキー(ジェイソン・アレクサンダー)のロータスエスプリを借りて、運転を始めます
しかし、慣れない車に手こずり、その上道に迷ってしまったため、仕方なくハリウッドの繁華街の路肩に車を停めました
そこへ、娼婦のヴィヴィアン・ワード(ジュリア・ロバーツ)が声をかけてきます
滞在ホテルまでの道がわからないエドワードは10ドルで同乗して道案内をお願いすることにしました…


娼婦と実業家の恋を描いたシンデレラストーリーです


父との確執から人を愛することができなくなっていたエドワードは、妻と別れ、恋人とも別れ空虚な気持ちで仕事をこなす每日を送っていました

そんなエドワードが、ヴィヴィアンと生活を共にするうちに、人を心から愛すること、大切に思う気持ちが芽生えてきます

モース社の買収をやめ、共同経営に変えたエドワードの心情は、昔の冷徹な彼とは違っていました

「この世はお金次第」と考えていたエドワードは、「お金では買えない幸せもある」ことに
気づくことができたのです


そんなエドワードを変えたヴィヴィアンも素敵なレディへと変わっていきます

スタイルのいい、ジュリア・ロバーツが高価な服に身を包み、次々と変身していく姿がとても美しく、見惚れてしまいます

現代版「マイフェアレディ」といわれるようにファッションからメイク、立ち居振る舞い、そして、最後には心もその姿に相応しいレディへと変わっていきます

自分の生き方を見直し、もう一度自分の可能性を信じて、輝きに満ちた女性になりたいと思えるようになれたこと

ヴィヴィアンにとって、そのことに気づけたことはとても大きく、人生そのものを変えてくれた存在がエドワードだったのだと思います


恋の力は偉大です


人生が大きく変わった二人がもう一度出会うラストシーンは、ヴィヴィアンが夢に描いていたもの
まさにシンデレラのようでした


花束を抱えたリチャード・ギア、それを待つジュリア・ロバーツのとびきりの笑顔がとても素敵でした💐