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戦艦ポチョムキンのBOBのレビュー・感想・評価

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)
3.5
モンタージュ技法の基礎を確立した、映画史に残るサイレント映画の傑作。

戦艦ポチョムキンでの水兵たちの反乱、そして民衆を巻き込んだロシア革命へ。

"Killed for a plate of soup"

白黒映画ならではの凄みがあり、強く心に訴えかけてくる作品だった。共産主義的プロパガンダ映画という側面もあり、カタルシスのあるラストだった。

超有名な「オデッサの階段」を初鑑賞。素晴らしかった。巧みな編集とハイテンポのクラシック音楽が合わさって、スピーディーで迫力のあるシーンとなっていた。子どもの顔、絶望する母親の顔、怯える民衆の顔、転げ落ちるベビーカーなど、印象的なショットがいくつもあった。

ウジ虫入りミートスープ。

"All for one and one for all"

"Shoulder to shoulder. The land is ours. Tomorrow is ours."

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