共産主義プロパガンダというか戦争プロパガンダ映画。
巧みだなあと思うのは、将校に反旗を翻した海兵さんたちを主人公にしているところ。
海軍の下っ端たちの痛快な反逆劇に、なんかかっこいいと思ってしまう人は多いと思う。
今でも。
どうでもいい個人的な話だけど、やっと戦艦とか戦車とか戦闘機とかを「かっこいい」と思わなくなってきた。
自分が子供のころはごく普通に「かっこいい」と思っていて、大学生頃になって「なぜかっこいいんだろう」と疑問を持ったけどやっぱりかっこいいと思っていて、いい大人というかおじさんになってやっとその呪縛から逃れられた。
ずいぶん時間がかかった。
プロパガンダには「かっこいい」が使われがち。
それは昔も今も変わらない。