パリの花街からマダムそして学園まで、様々な恋を切り取った4話のオムニバス形式。どれもが「恋に冒険してみたら意外とうまくいく」感じで話に屈託がなく、パリという舞台の良さも手伝って後腐れなく観ることができる。一話目の大物Pの話とかいかにもありそうで笑えたし、出ている女優さんもそれぞれに美しく目の保養になったのだが、やはり中でも「こんな高校生いないだろ?」とつい突っ込みたくなるような(笑)カトリーヌ・ドヌーヴの前後左右どこからでも美しく見える完成度の高さが圧巻で、最後の一話が全部持って行ってしまった印象。