ドラマやドキュメンタリーなどで数々頭に入っていたが、ここではその中のわずか数日間だけに絞り、ダイアナ妃の視点からの窮屈さを徹底して描いている。一見すると、あからさまに別の方向を向いている夫、しきたりでかんじがらめの周囲などごくわずかの味方を除いて四面楚歌の状態に置かれたダイアナがで不満を募らせるという図式なのだが、彼女を徹底して鬱屈した感じで描いているためか逆に周囲のほうが(比較級で)まともに見えてくる場面もあり、何が正しいのかこれを見るとさらにわからなりこちらもダイアナ同様にストレスを溜める一方だった(笑)。