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ブルーバレンタインのakiraのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
3.8
永遠の愛とは言うけれど、愛ってなんだろうと考えてしまう。「愛するには感情を持たないと」というようなセリフがやけにグッときた。

若い頃のふたりと今のふたりが交互に描かれており、切ない気持ちが増した。最後の決断はどちらかが他の愛を見つけた(不倫とか浮気とか)というのではなく、愛する方向性を見失ったことが原因になっている。

難しい…何が正解か、どうすればいいのか、それは作品内でのふたりのやりとりにもあったように受け手にも訴えかけてきてるように見えた。

ミシェル・ウィリアムズの出演作を今月で2作品みたけどどちらも夫婦ものだった。それに、こうはなりたくないとも思った。笑(彼女の演技が自然すぎるの!本当に。)

あんまり勧めづらい作品ではあるけど、結婚する前に観ておきたいとは思う。それとディーンがウクレレを弾きながら歌を歌うシーンとそれに合わせて踊るシンディが可愛かった。
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