久しぶりのギレルモ・デル・トロ…やっぱり天才この監督…脚本も美術もすごく素敵だった。
ファンタジー、ホラー、ミステリー、ドラマ…複数のジャンルを掛け合わせているのに纏まっていてなおかつ美しいのがこの監督の素晴らしさなんだろうな…って思った。
今まで観てきた通り痛々しい描写は覚悟してみたけど、衣装とか宮殿とかが美しくて飽きなかった。キャストのトム・ヒドルストンってなんでこういう役柄が似合うんだろう…笑
イーディスが物語を見せにいった時のセリフ「幽霊は過去のメタファー」が伏線になっていて、最後の終わり方に感動した。
"幽霊が彷徨っている→自分の過去はいまもなお目に見えない形で彷徨っている"
ここに落とし込まれるんだって気づいた瞬間涙が止まらなかった。
本当に素敵な表現だった
