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自転車泥棒のAOIのレビュー・感想・評価

自転車泥棒(1948年製作の映画)
3.8
【ポスター貼りの仕事を得るために、やっと手に入れた自転車を盗まれた父子が必死で探す🚲】

ボロ服で幼い子ブルーノを連れ、血まなこで自転車を探す姿がもどかしく切ない

ブルーノがかわいそうすぎて見てらんない😢

WWII敗戦後のイタリア、殺伐とした社会や、群衆の怖さが描かれる

そこにフィルムの劣化が追い打ちをかけ、時を経て観るからこそまた熟成した味わいのある作品

ぶつけどころのない虚しさと怒り、哀しみが湧いてくる社会派の傑作

the endが別の意味に見えてくるからやめて
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