もんてすQ

自転車泥棒のもんてすQのネタバレレビュー・内容・結末

自転車泥棒(1948年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

この絶望感たるや



子どもが自転車のキズを指摘するシーン、謎の占い師の登場とか伏線っぽくなってたけど、別に何もないの残酷すぎる...

あの教会に出没する老人は何だったのか、失神しそうになっていた子供が犯人なのか、サッドエンドというだけでなく釈然としない終わり方なのが、またイヤだ...

レストランで子どもがブルジョワの坊ちゃんに劣等感を抱いたり、父親の尊厳を失いそうになるラストの父の姿に涙...

『何とかなる、生きてさえいればな』と父親は息子のブルーノに言ったけれど、生きるための希望や活力はどうやって補えばいい?



映画としての価値は最高なのはわかるけど、やっぱり哀しすぎるからスコアはこれ以上は付けられない
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