自転車泥棒のネタバレレビュー・内容・結末

『自転車泥棒』に投稿されたネタバレ・内容・結末

2025/6/24 141本目

・敗戦後の貧しく暗いイタリア。人々はピリピリしていて余裕がなく、冷たい社会。

・少し長ったらしく感じていたが、ラストがえぐい、きつい。警察にもまともに対応してもら…

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Unfortunately the only version available was the English dub.

戦後のイタリア国民の苦しみが伝わる。
教科書や歴史本から実情や生活風景を…

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敗戦で経済が壊滅したイタリアの状況を生々しく描いたイタリア・ネオレアリズモの代表的な作品。

素人とは思えないリッチとブルーノ父子(本物の失業者とその辺にいた子供)
当時のイタリアに住んでいた本物の…

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リアリズム的手法を用いながら、一台の自転車を軸に、盗人が盗人になるという寓話が紡がれる。
それは、悲劇的に、そして人間の尊厳が失われる瞬間を描いているようにも見える。
だが、最後の最後、涙を流すアン…

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時代の抱える苦しみが直球で描かれている。
ただの日常風景のようなんだけど、飽きさせない魅力があって画面から目が離せない。というかこんなのが日常であることが本当に恐ろしい。

自分の足で歩いて努力して…

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貧しさは心まで貧しくする。

アントニオは最初はプライドがあって、ちゃんと仕事を探したり奥さんが占いに行くのを止めるほどだったけど、段々本当に追い詰められて占いに行ったり息子に手をあげたり、最後は自…

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あんなに嬉しそうに話して、希望いっぱいにずっと笑顔でいたのに、盗まれた後は、笑顔を見せたシーンはもう何もかも忘れようと言ってご飯のときだけだったんじゃないか。ずっと、暗くて硬った表情に徐々に乱暴さが…

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一見ポップに見えるが社会的弱者絶望の淵に突き落とし不条理映画 これが戦後のイタリアだ
世の中って、たまに、”善良”とか”真面目”に生きててももしかして良いことないのでは??って思うことあるけどそんな映画だった
ラストの「盗みに走る父と、それを見て泣き崩れる子」。
あの瞬間に宿るのは、親の弱さと、子の成熟。
親はヒーローじゃない。
でも、だからこそ“人間”としての姿が焼きつくというか。

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