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こうのとり、たちずさんでのAtariのネタバレレビュー・内容・結末

こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

BGMと色を極力排したなかで、人々が疲弊し
情緒が不安定な様子がとても伝わってきた。

死体の周りをヘリが旋回するシーンや首吊り
死体の周囲を女性たちが囲っているシーンも
異質で印象に残るが、特に印象的なのは、
国境線の河を挟んで結婚式を挙げるシーン、
黄色の服を纏って配電線を架けるラスト。
非日常的で、美しく、そして哀しかった。

「わしらの家は あんたの家
 これが家ならな
 国境は越えたが まだここにいる
 家に着くまでに
 何度 国境を越えることか」

2023#23
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