こうのとり、たちずさんでの作品情報・感想・評価

「こうのとり、たちずさんで」に投稿された感想・評価

ネット

ネットの感想・評価

3.8
若干テキトーに見てしまったせいか、なんだかよく分からなかった。でもアンゲロプロスだから嫌いにはならない。テレビ画面の使い方とか好き。

見せる長回しというより、一貫した空気を持続させるためのひたむきな長回し。「霧の中の風景」の時に微妙に感じた嫌味は消えていた。しかし、その微妙に嫌味を感じてしまう長回しこそ彼の強みだったのか、「霧の中の風景」ほど好きにはなれず。
今作と「霧の…」の両作とも「人がものを見上げるシーン」が印象的だけど、あれは何か意味があるのでしょうか。

嫌いじゃないはずなのに、途中少女と出会い、共に過ごすまでの一連のシークエンスがスローモーションで、少し笑いそうになった。演出が出しゃばりすぎてる。まぁ、全体的に演出に力が入っているという印象だけど、監督自身がやはりある種の主張や意志を持って制作しただけに、そうなるのかな。

最後のシーンは圧巻。事前の知識がないと分からない場面多数ですが、それはそれで面白いかな。
Marisol

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3.9
国境、家、旅、ダンス、などなど他の作品にもみられるものが登場するけれど、どの作品も見るたびに新しいし完成度が高い。自分と他人、イデオロギーの境界線、現実と内面、境界をこえたコミュニケーション、といったものを考えながら見ると面白い。
y

yの感想・評価

4.8
いい映画。

タルコフスキーを比較に出す人がいるけど、タルコフスキーは演者泣かせというか、監督の知的アピールや色々とセルフィッシュさ?(日本語で適切な言葉がわからない)を感じてしまうことも。
アンゲロプロス監督は、全くそう思わないので違うと思う。メッセージ性を感じる。
長回しが似てるだけ?
演者も演じがいがあるだろうなと思った。
映画館で熟睡したのは10年位前か、以来久しぶりに。マルチェロ・マストロヤンニが失踪する理由と後に出会う夫人との邂逅がどんな意味があったのか、やはり分からないまま。『永遠と一日』に何かがどこかで繋がっているのだろうと自らを納得させて無理やり見続けるw。
タビ

タビの感想・評価

-
この映画は観る人を選ぶ映画だと思う。

当時の世界情勢、難民や国境、民族、宗教などの問題を知っておかないとダメだと思う。知っていると心にグッと来るんだろうなぁ。
映像は綺麗で独特の世界観だし、全体に詩的な雰囲気をまとっている。

淡々として小難しいよぅ😵
分かんないよー。時々早送りしたし(余計分からなくなった😭)
国境の概念、何となく分かるけど本当には分からん。だって日本は島国で国境は海やし。線一本で国を分けるってなぁ。自分事ではないので遠い世界の話し😖

私は映画に選ばれなかった人やと思う。
なので点数付けれず😅
ジャンヌ・モローは相変わらず綺麗です。
マルチェロ・マストロヤンニは渋いです。
現実と虚構の入り組む、悲劇。
私的さが増しているのは確かに。
なんと言ってもラスト
Mitsunoir

Mitsunoirの感想・評価

4.6
監督自身はこの映画のテーマを追放と語っている。まぁその辺にはあまり踏み込むつもりはなくて、とにかくあの長回しでのトラッキング、パン、ズームとか撮影が本当に感動的。全体的にセリフは少なく会話のシーンで人物によるようなことはしない。
私たちは何か人物の感情や特定の状況とか言ったものに突き動かされるのでなく、カットを割らずパンやトラッキングで一つの連続した空間として現前したあの世界そのものが放つ生々しさに他ならない。そしてあの構図。情動とかカット繋ぎとかで効率的な見せ方をしてるのでなく、あの空間の中をさまようように時間的重さとともに何かに出会う。なんでこんなことができてしまうのか。話の意味が対してわかってるわけでもないのにラストのカットは泣きそうになった。
稲生

稲生の感想・評価

-
いや、いいのだが悪い時のルベツキ的カメラワークが散見される
ラストカットはもちろん大好きです
ダンスシーンはどれもいいしラストとか主人公が橋を走るシーンもいい。
河と橋の使い方が上手い。
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