ヒナ子

アメリカの影のヒナ子のレビュー・感想・評価

アメリカの影(1959年製作の映画)
3.3
ジャス即興のような映画?レリアの女性像が実に印象的で、こういう自立して恋愛に対して意志を強く持ってる女の人格好良い。口説いてきた男に「君は誰のもの?」って聞かれて「私は私のもの」って応えるの素敵!私が男ならその時点で絶対レリアを逃すものかと思う。
ニューヨークのネオンをモノクロで映しているの新鮮だったんだけど、フィルムの粗さが良いフィルターになって、ボヤッとした映像になってて好き。それにジャズが重なって、もう無敵。
何も起こらないけどじわじわまた観たくなる、、スルメ映画。カサヴェテスまた色々観よう。
ヒナ子

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