Nana

テスのNanaのレビュー・感想・評価

テス(1979年製作の映画)
3.4
文芸作品を映画化したメロドラマ?
冒頭にポランスキー監督が亡くなった妻シャロン・テートに捧げると言っているので、シャロン・テートをテスにするつもりだったのかな。
結局ナスターシャ・キンスキーが主演で成功したようですが、シャロン・テート版も見たかったような。

イギリスの田舎町で、頭の悪い両親から生まれた美少女テス。
男運が悪いというか、口説かれるとすぐよろめいてしまって、あんまり自分の意思が無いような女の子で、3時間くらいの長い作品中、だいたい不幸でした。
昔の女性ってあんな描かれ方なのかなあ。

でもナスターシャ・キンスキーが若くて可愛い盛りだから、見てるだけで満たされました。
あの時代の衣装ってテスに限らず可愛いですね。
音楽も良かったです。
美人は汚い格好でも美しいなあ。
あんなキレイならロンドン行ってブイブイ言わせれば良かったのに。

バカ男がちょくちょくいましたが、心変わりが激しいエンジェルが一番悪いような気もしました。
テスがニワトリを追いかけるのがロッキーみたいで、可愛かったです。
Nana

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