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アジャストメントのnaoのレビュー・感想・評価

アジャストメント(2011年製作の映画)
5.0
大好きな2人が出ているだけで大満足!
ディックの原作も併せて楽しめる作品。
議長が誰かは気になるところ。アンソニー•マッキーも最後まで不思議な雰囲気を醸し出していて、素敵な役どころだった。

“運命の書”が存在するこの世界では、その内容から外れた者を”調整”するための調整局というものが存在する。マット・デイモン演じる議員候補がそれに抗い運命の女性エリーと添い遂げようと奮闘する話。

自分の運命を可視化するとこうなるのか、という新鮮さと、帽子がキーアイテムとなるお洒落さに文字通り脱帽である。

この作品が伝えたいメッセージが何より素敵である。運命は自分で切り開くもので、意思の強ささえあればなんだって乗り越えられる。因果論を信じずに、どんなことにも挑戦してみたくなる、その気持ちを応援してくれる一作。
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