ブッダの生まれ代わりと告げられた少年を通して、ブッダの半生を描いた伝記的作品。
ベルナルド・ベルトルッチが監督を務め、坂本龍一が音楽を担当。
キアヌ・リーブス主演、イン・ルオチェン、アレックス・ヴィーゼンダンガー、ブリジット・フォンダ、クリス・アイザックらが共演。
9歳のジェシー（アレックス・ヴィーゼンダンガー）はシアトルに住む両親と三人暮らしの白人少年。
ある日、3人のチベット僧が訪れ、ジェシーがブッダの生まれ代わりではないかと告げて、カトマンズを訪れるように勧める。
ジェシーは父と一緒にカトマンズに旅立ち、現地でジェシーと同様にブッダの生まれ変わりの可能性のある少年と少女に出会う.....
少年が手にした書籍”リトル・ブッダ_シッダールタの物語”を通して、ブッダの半生を描いた作品。
キアヌ・リーブスがシッダールタ王子(後のブッダ）を違和感なく演じているのが興味深い。
当時の様子を描いた圧倒的な映像が素晴らしい。
シッダールタの誕生から悟りを開いてブッダになるまでの半生を知ることができて勉強になった。
「ラスト・エンペラー」「シェルタリング・スカイ」とともにベルトルッチと坂本龍一によるオリエント三部作のひとつで、坂本龍一の音楽にも注目です♪
何事にも中道が大切。
「弦を強く張りすぎると切れる 緩めすぎても弾けなくなる」
2022.12 BS12で鑑賞（土曜洋画劇場・字幕）
