まるでエルビスプレスリーそのものをデフォルメしたような作品

なんかの配達してた青年がひょんなことからステージにあがると女性客を中心に大反響

彼をステージにあげた女性にくどかれツアーに！！
そこでさらに人気ものになり…

ってか若大将シリーズの原型かよ…

まだちょっとあぶないニオイを残すエルビスが楽しめます！！

YouTube字幕なしで見れます
大したストーリーじゃないんで（笑）字幕なしでもノープロブレム

まあこの映画公開のおよそ1年前にエルビスがスキャンダラスな存在となった瞬間を捉えたTVショウがこれ

リハしてなかったのか知らんけど司会のミルトンバールおじさんが慌ててバラエティとして成立させようとしてるのが笑える

とがったエルビスは一夜にして全米の良識あるおとなの敵となり若者のヒーローになりましたとさ！！

ハプニング的なバラエティショウの一部始終をよろしければどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=WJnVQDA9rHA

#460/2005
1994/1/13

エルヴィス主演映画1作目。田舎で配達員をしているあんちゃんが、ドサ回りのカントリー・バンドにスカウトされ、ロックスターへの道を歩みだす。映画は、バンドの辣腕女性マネージャー、リザベス・スコットとエルヴィスの愛憎を軸に進行する。
前のめりスコットが見せる些かダーティな商売手口の面白さ。それが煽る狂騒の対極にある、エルヴィス青春の孤独と苦悩。良識派の反エルヴィス運動とそれへの世代的反撃を含め、当時の勢いと社会的混乱を写し取った作りが興味深い。公演を渋る街のお歴々を前に、ドビュッシーやストラヴィンスキーもまた旧世代によって攻撃されたではないかと熱弁を振るい説得にかかるスコット。それに応えるようにエルヴィスがラストに見せるパフォーマンス。客席に飛び降り歌い踊る。これがなんとも凄い。

エルヴィスのマネージャー、トム・パーカー大佐は密入国者のオランダ人アンドレアス・コルネリス・ファン・カウクだったわけだが、エルヴィスがこの主演映画第1作で演じるのも、実の名前を捨て別人の名前で生きている青年である。エルヴィスが夜の墓場で隠された自分の秘密を告白する場面は、何やら意味深で大佐の分身が語っているように見える。
大佐はテント・ショトーカの団員だった時期があるそうで、それは『青春カーニバル』を経て『トラブル・ウィズ・ガールズ』へと繋がっていく。映画の内容と大佐の実人生は意外に関係深いのかもしれない。

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