ちのも

ファッションが教えてくれることのちのものレビュー・感想・評価

3.8
原題は『9月号』。ファッション業界の新年度にあたるこの号を、超有名誌VOGUEの名物編集長やエディターたちが作り上げていく過程を撮った一作。同じテーマをストーリー映画化した『プラダを着た悪魔』は流石に作り話のギスギスした感じがあったけれど、本作は(どこまで本当かはわからないものの)プロ達の一線級の仕事を観ることができて面白かった。少なくとも皆がやるべきことをやり、やりたいことをぶつけているところを観るのはとても清々しかった。

また、モデル以外の出演者の肌荒れに現場の苛酷さを感じました。それでも遠くから観た時のアナの印象は変わらずおしゃれなものだから、メイク含めたファッションのちからを思い知ることができます。


それにしても邦題がしっくりこないわあ…。直訳もどうかと思うしそれよりはマシだけれど。
ちのも

ちのも