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鍵泥棒のメソッドのtanananosaのレビュー・感想・評価

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
4.3
好きな言葉?を2つに絞って勝手に考えたことを述べる。
①「もし演技だってバレたら?」「死ぬ気で演技しろ。」
生きるためには「死ぬ気で演技をする」ことが必要となる時があると思う。自分は演技のことを、「自分を律して何かを頑張ること」と読み替えて聞いていた。
また、誰か(例えば尊敬する人)を演技することによって、一生懸命生きることができるかもしれない。その人ならどうするだろうか、と考える一息と行動する勇気を持ってみたい。

②「全部納得して生きてる奴なんていないよ。」
どこか諦めたような言葉にも受け取れるが、生きながら前に進むためには必要な考え方だと感じた。他人を受け入れ、自分を受け入れ、前に進む。
様々なかたちがあるだろうけど、どんな人もどこかで折り合いをつけて生きているのだろう。


総じてストーリーの落とし方が面白くて、キャラクターも魅力的だった。吉井和哉の曲もかっこいい。堺雅人のヘタレ演技や香川照之の勉強家演技も良かった。そういえば、ドラマ半沢直樹の倍返しコンビだ。
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