何を求めて観るかによって評価が分かれそう。福田監督の三国志妄想集にて、役者陣があんなことやこんなことをやらされているカタログみたい。三国志も役者陣のイメージも監督の表現のノリもある程度知っている人が、それらの化学反応を愛でる映画という感じだった。
三国志初心者の自分は、ストーリーがよくわからず、完全に置いていかれてしまった（笑）構成としては、三国志のエピソードを複数追っていくもの。ただ、個々の場面の関連性は低く感じられ（実際は高いのかもしれないが）、ストーリーが伝わらなかった。不勉強、理解力不足のせいかも。「気になった人は自分でも調べてみてください」といったメッセージがあったが…
個人的に、渡辺直美のシーンがずっとツボだった（笑）TVの宣伝で流れていた場面より後のシーンの方が笑えた。
サブスクでも十分楽しめそう。
