かえるのエリー

エスターのかえるのエリーのネタバレレビュー・内容・結末

エスター(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「王様のブランチ」で以前紹介されていた作品。えらい老け顔のエスターがずーーっと気になっていたが、やっとAmazonプライムに上がってきた。いいね、面白いよ。

3人目の子供を死産で失ったケイトは、荒れた生活になったこともあったが、養子をもらうことで悲しみを乗り越える決意をする。夫婦で孤児院に行き、意気投合したエスターを家に迎えることに。。。

間違いなくエスターに大人の魂が入ってるのは途中で確信したが、それが超常現象ではなく、若く見える病気だったとはね〜。エスター役のイザベル・ファーマンはプロフィールからすると当時12歳と思われ、正直その事の方がホラー! 天晴れの演技力だ!

長男ダニエルのハックルベリー的ツリーハウスや、妹マックスが難聴なことなど、よく出来てる演出。一方で冒頭の死産シーンの残酷さはあそこまで必要だったか?と感じたし(正直1番怖かった。。。)、助けにきたシスターの退陣も呆気なかった(名作「シャイニング」のコックを彷彿させた)。それにしてもエスターよ、大人の男なら誰でもいいのか? 好みがバラバラだぞ?(笑)

ママ役ケイト、どこかで見たことあるこの個性的な顔・・・しかし出演映画で観たものが一つもない・・・悶々としてたら、あっっ!先月Netflixで観たドラマ「ホルストン」だ!! ホラーやモデルなど浮世離れしたのが似合うな〜。あぁスッキリした。

原題は見慣れない単語、orphan、孤児って意味だそうで・・・今回は邦題に軍配を。