初回鑑賞日は2020/6/24。当時のTwitter感想をそのまま引用。
暖かな家族の日常が養子になった一人の少女によって壊れていく様を描いたサイコサスペンス。
日常の中にある道具達が凶器となり、何が起きるのか。小道具やワンカットひとつひとつに注意しながら鑑賞しました。
母は強しですな。
エスターの不気味さ、静かな狂気がじわじわと観客に迫ってくるのでおっかない。
ピアノを上手く弾きこなしたり、肉を綺麗に食べたりといった日常のシーンひとつにもどこか歪さがありました。謎が明らかになったときのインパクトは中々。
8歳とは思えない所作もですが、シスターの「年齢よりも大人です」って台詞も見返すと意味が……
冒頭の死産のシーンが悪夢として強烈なシーン過ぎます。
ケイトが我が子を産めなかったことをどれだけ悔んでいるのか、命を亡くしてしまったことへの後悔が伝わりますもの。
そしてカウンセラーは役に立たなかったし訴訟起こされそう。
いやはや、もうひとつのエンディングもまた違った良さがあるから良い恐怖を味合わせて頂きましたわ。
