陰謀論者X

エスターの陰謀論者Xのネタバレレビュー・内容・結末

エスター(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

パッケージのイラストが強烈に印象に残っていていつか見ようと思っていた今作をようやくネトフリで鑑賞。ネトフリ、この手の未見映画の回収には素晴らしい品揃えです😇

孤児院から養子として引き取られた少女・エスターのサイコパス気質や他者への攻撃性がだんだんと明るみになっていき、エンジンがかかってくる構成にかなりドキドキしましたね。意地悪なクラスメイトを滑り台から突き落とすところから始まり、自分の正体を知っている黒人シスターをハンマーで殴り殺したり、ヒロインの実子二人を奸智を凝らして殺そうとするところなどはエスターに必ずやキツイしっぺ返しが来ることを願いながら手に汗握って見ておりました😇

このエスターの正体、実はホルモン異常で体が成長しない体質の30オーバーの精神異常オバサンだという事が判明してからは、顔を幼く見せるメイクを落とし邪悪な老け顔を晒して包丁片手に一家を執念深く追い回す姿は「ハロウィン」のマイケルより怖かったです。こういう小さなキチガイに追いかけられるのは精神的に一番怖いなぁと😇

妻に無理解な使えない旦那はその鈍さのせいであえなく刺殺されてしまうのですが、ここでは自業自得のスッキリ感があったりして。ラスト、首の骨を折らんばかりにエスターの顔を蹴り飛ばして厚い氷の張った池の底に沈めるシーンでは快哉を叫びました‼️ 最後に正義は勝つというルールを守ってくれて本当にありがとうの気持ちですよ😇

あんまり期待しておりませんでしたが、かなり面白かったですね。エスター役の女の子、実に嫌なキャラクターを演じ切っておりました。こういう映画は大好きですねぇ😇
陰謀論者X

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