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乱気流/タービュランスのswansongのレビュー・感想・評価

乱気流/タービュランス(1997年製作の映画)
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「人口密集地にジャンボジェットを墜落させる訳にはいかん!やむを得ない… Fー14に撃墜させるんだ!」
「おい待て!乗客と乗務員はどうなる?」
「お願い!もう一度だけチャンスをちょうだい! CAの私が必ず無事に着陸させるわ!」
「まずい!カテゴリー6のハリケーンが迫っているぞ。このままでは…」
「照準をターゲットにロック!司令官の指示を待つ!」

「…あのぉ、 お取り込み中すんませ~ん。 墜落寸前の旅客機に乗ってても殺人衝動が抑えられない"真性かまってちゃん"のレイ・リオッタでおまんにゃわぁ♪」

全員、 コケる。

リオッタがウザいんですよ、 好きやけど!(笑)

「迫り来るハリケーン」
「パイロット不在のコックピット」
「管制塔からの指示だけを頼りに、 震える手で操縦桿を握るヒロイン」

"航空パニック映画"のプロットなら、 もうこれだけで充分じゃないですか。
そこへさらに「発狂したシリアルキラー」まで放りこまれたジャンボ機内は、 まさにカオス状態。

ひたすら喧しいリオッタくんには早々に退場していただいて、 ヒロインと管制官 (←「炎のランナー」のベン・クロス!)との間に「信頼感と絆」が育っていくプロセスをじっくり楽しみたい映画でした、 好きやけど!


備忘録 )
監督は「メイデイ40,000フィート」「ジャグラー / ニューヨーク25時」のロバート・バトラー。

2019ー3
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