めろんそーだ

容疑者Xの献身のめろんそーだのネタバレレビュー・内容・結末

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の大ファンなのでこの作品を見てみたのだが、石神(堤さん)の演技がとても素晴らしかったと思う。彼じゃなければ私の心にこんなにも作品が留まることはなかった。観終わった後に頭に残っている言葉やシーンがたくさんあるよね!天井に3角を描くシーンがとても好き!何言ってるか理解できなくても、何かに熱中してウキウキ話す人を見守るのは楽しいんだよね。
また、石神が最後崩れ落ちて『どうして……』と号泣するシーンはたくさんの受け取り方があって、ついその続きを想像した。最後まで守りきれず、自分の計画が未完に終わったことに対する思い、彼女の気持ちが自分に向けられたことに対する思い……🤔沈黙のパレード(本)でもわかるんだけど、湯川も石神を大切に思っていてそこから発される言葉も心に刺さった。聖女の救済も読むと良いと思う。続くから。
一つ一つ石神の発する言葉がまた、胸にくる。なんの気なしに発されたような言葉がすごく重たいことに2度目は気づくはず。

恋と愛についてさまざまな話があるが、恋が要求ならば愛とは献身なのかも知れないなぁと思った。アッハァほんと好きだな〜この作品...原作も素敵で映画まで素敵なんてそうそうない。
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