とても好きな映画。
主人公の考え方とか家族に最後まで本当の事を言わなかった事をとかそういうのを現実的に深く考えると個人的には賛成できない部分があるのはある。
でもドキュメンタリーみたいに自然な演技とか映像とか一つ一つの仕草、生活感、淡々とした流れの中にある味みたいものがとても好きで何度も観てる。
お金がないってものもあるけど質素で飾らない美しく気の強いアン、
定職に就いておらず頼りないけどカッコよくて愛情溢れるドン、
奥手でちょっとウジウジしてるけけど、不倫と知りつつもアンの事を愛してしまったリー
少々ひねくれてるけど家族思いのアンの母親、
過食気味でお呼ばれされたディナーでチキンを8本も食べちゃう仕事の同僚、
隣に越して来たショートカットのキュートなもう一人のアン
客の意見は無視してブレードを勧める美容師
宝くじが当たったらシェールの顔に整形したい年増のウエイトレス
幼いながらもしっかりしてるパッツィー
可愛い可愛いペニー
トレーラーのインテリア、パイナップルチーズケーキ、アンがいつもしてるオモチャみたいなビーズのブレスレット、遺される家族のためにメッセージを残すカセットテープ、先生からもらうジンジャーキャンディ、スーパーで店員が踊り出すところ
挙げたらキリがないけど好きなシーンがいっぱいある。
俳優さんも結構豪華。パルプフィクションに出てるアマンダプラマーとマリアデメディロスがまた個性的で良い役。
