川崎チネチッタにて
超絶…拍手しましたよ👏
作画が精緻すぎてビビる、大スクリーンの鑑賞で破壊力を発揮。戦艦丸ごと垂直になると艦内の物がひっくり返って浮く瞬間の豪奢なディザスター場面とか凄えよ。土星の環みたいな空間で戦う場面とかも画作りが凄い
歌で一致団結して戦うよう導いた設定作りに感心したよ、この為に一点突破してんだよね。歌で世界は一つになる的なストーリーを衒いなく恥ずかしげもなく出来る核心ある設定、やり切ったのが凄い。歌姫本人は失恋をバネにして立ち上がる絶好の瞬間だったりで多層的なんだよね。あと単純に歌がいい。
リン・ミンメイとの初遭遇から二人だけのシチュエーションに持ってきて無重力でのラブロマンスとか最高。お忍びデートも思わず憧れてしまう物を体現していて素晴らしい。宇宙の大戦争をバックにして男女のセカイから世界の為に歌を歌う決心をする場面も美しくも儚い名シーンだった。
大決戦のあと、リン・ミンメイと早瀬未沙とのわだかまりを解消する時間を用意してるアフターケアが冴えてた、最後に讃えあうのは女二人なのが何ともよい後味だったね。
ロイ・フォッカーは今見るとキツい。飲みニケーションで男はこうだ、女はこうだとかムカムカする説教はたれるし、目の前でキスするのもキツい、前時代的な存在だよな、上映当時だって鬱陶しいと思われてろうな。ムカムカしてっと劇場版だと早めに退場するから安心してしまったよ。
