人とか殺しちゃうくらいの札付きのワルが強奪した車に赤ちゃんが乗ってて、血も涙もない主人公が血と涙を取り戻す話。
親から愛情を充分に受けることができずに育った主人公が、赤ちゃんに幼い頃の自分を投影し、その命を必死で守ろうとする姿は、とても尊いのだけど、主人公があまりに不器用すぎて感情移入とかできないレベルだった。
それから、こんな見方してしまって申し訳ないなぁと思いながらも、新聞オムツが出てきたのは一度だけで、それ以降のオムツ替えはどうしていたのか等、ツッコミどころオンパレードでそっちの方が気になって仕方なかった。育児中に観ない方が良かったのかも…
最後まで面白く鑑賞はしたけれど、アカデミー外国語映画賞かあ。
というのが、正直なところ。