ミスティック・リバーのなのレビュー・感想・評価

大きな河では、一度小さく波立つと、じわじわと全体に広がる。映画全体がそれを表しているし、題名が深い。

デイヴの幼少期の経験は、彼の人生や心の形成に大きな影を落とした。あの日残されたジミーとショーンには、自分の行動を正当化するか、過去の事件に向き合うか、一生の課題が課されることになった。
3人にとって、人生の分かれ道だったんだねあの日が。

脚本が上手すぎて、最後の最後まで犯人が分かりそうで分からなかった。終始もやもやして、エンディングでハッとさせられた。