死体を掘り起こす映像、今まで観たドキュメンタリー映画の中で一番生々しかった
大切な人を亡くして、嫌悪と恨みを抱えて、復讐という夢を胸に誓って成長する子どもたち。例え形式的な戦争が終わっても、そこに平和はない。
電気が通る喜び、女性や子どもたちが外に出てのびのびと遊べる喜び、また体が動く喜び、そして恋に落ちる喜び。
そういった側面も描いてるのがこの映画のいいところ。
ただ、考え続けなきゃいけないのは、
イスラームを名乗った過激な思想が広まる理由とか、どんな人が餌食にされているのかとか、そしてそうした過激思想の反動として生まれるイスラム嫌悪(Islamophobia)によって誰が得をするのか・・・枚挙にいとまがない。
Netflixにある、「カリフェイト」と併せて鑑賞すると理解が増すかも