このレビューはネタバレを含みます
【罪悪感に見張られて】
Filmarksさんのジャケットとても素敵です。
気球、スイカ、血液…
赤色の使い方が素晴らしい映画ですね。
緑、白、青の使い方も好き。
友人からおすすめされて鑑賞いたしました。
「ダニエル・クレイグ様がストーカーされるお話だよ」と。
その短いプレゼンだけで観る気が漲りました。
わくわく。
観進めて知る驚愕のストーリー。
ストーカーが男性ですって！！
しかもリス・エヴァンスさん！！！
大好きなんですけどおお！
ラッキーBL警察発動🥺♡←←
何この映画。最高ですやん！
ストーリーだけでなく色彩も非常に美しい。
晴天の水色の空に映える真っ赤な気球。
太陽に照らされたクレイグ様とエヴァンスさんのきらきらの瞳。
美しい自然の中で起こった不慮の事故。
綺麗な景色とグロテスクな老人の死体との対比。
陰と陽のコントラストが素晴らしいです。
誰の責任でもないけれど人の良いクレイグ様は老人が亡くなった自責の念と男ストーカーに苦しめられる毎日。
精神的に追い詰められ周りにギスギスした態度を取ってしまい恋人との関係もギクシャクして行く負のスパイラル。
非常に不条理で悩ましいお姿、大変よろしゅうございます♡♡
ストーカーのエヴァンスさんはクレイグ様にとって罪悪感の化身のような存在だなと。
正体不明で神出鬼没だし。
本当に存在してる人間なのかしら？
鑑賞しながら色々と勘ぐってしまいました。
しかしラストが大人し過ぎやしないですか？
終わり方が難しそうなストーリー展開ではあったけれども。
エンドクレジット後のエヴァンスさんのメタ的な笑顔は良いと思いました。
刑務所？収容施設？からクレイグ様へラブレター書いてるのかな？
ぜんぜん懲りてない感じは狂っていて好き。
オチのつけ方が平凡すぎましたがそこ以外は全部好きだった＆ご遺体のグロさレベルが高かったので星3.4でございます。
