このレビューはネタバレを含みます
ずっと前に録画していましたが、やっと鑑賞。
夏のうちに観たかった…。
(もうすっかり冬の庭←)
原作の本を読んでいたので、映像になるとどうなるのかとても楽しみでした。
しみじみと心に沁みる物語は、映画でばっちり再現されていて、本を読んだ時と同じく、とても感動して最後は涙が出ました。
また、ホームビデオの映像のような、少しぼやけた感じのノスタルジックな映像が、映画の世界観にぴったりはまっていて、奥深い味わいを出していました。
夏の終わりに、おじいさんの庭いっぱいに咲き誇るコスモスと、井戸からたくさんの蝶々が飛び立つシーンが、本当に美しかったです。
近年、夏の終わりに段々と秋の気配を感じると、どことなく寂しく感じるようになったのですが、なんだかそんな気持ちを味わえる映画だなと思いました。(語彙力←)
温かい気持ちになりました。
原作の本に出会えてよかったし、映画を観ることもできてよかったです。