パン

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのパンのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで回ってきて気になって鑑賞。
まとまっていないですが。

レビューを見ていると、
「理想の生活を夢見る妻に振り回される夫」という見方があって驚く。

「幻想に惑わされるな」と生き甲斐を奪われ 家庭に閉じ込められた妻の話?
自分の価値観を押し付け合い 理解し合えない夫婦の話?

みんな何で"普通"に暮らせるのだろうと疑問に思っている人は少数派なのだろう
いわゆる"普通の生活"に満足できるか否か、ではなく、
ただそこに自らの価値を置くかどうかの違いなのだから
もちろん近所の奥さんのように「働くなんて」と思っている人もいるだろう


『堕ろせばよかっただろう』だなんて無責任な言葉
2人で決めることを「12週までは大丈夫」
そうやってウヤムヤに引き伸ばして、取り返しのつかないところまで行ってしまう
誰がその責任をとる?

例えそれが望まないものであっても、命を絶やすと責められる
女性のさだめを受け入れることはできても
理解してくれる人がいなければ『絶望的な虚しさ』に浸ってしまう

それっぽく見える"おままごと"が評価される時代の終わりは 見えているのだろうか
パン

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