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マリー・アントワネットのqのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.8
2023年14本目

ぼんやりFilmarksの試聴履歴のカバーを眺めてたら偶然にも黄色3個、ピンク2個並んだことを発見したので、折角なので次もピンク色をとストックから探して、前から手をつけてなかったピンクのカバーのこちらを。
当時ファッションで話題になったけれど、あまり評価は高くなく期待はしていなかったけれど、予想より全然面白かった!
もーとにかく建築から庭から調度品から服から靴からお菓子までかわいいし素敵しかない世界。カントリースタイルになってもまあ素敵。目の保養としてみるだけでも十分。
そして音楽も最高!聞き取れているものではBow Wow Wowの80’sロックもいい感じに使われてたし、あとはAphex Twinのアンビエント系の曲も!流石のセンス。

ストーリーも飽きることなくよかった。マリーアントワネットのことは「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」しか知らなかったけれど、好感持てたなー
オーストリアから19歳のまだ子供な時に嫁に来た理由は、後継者を産むため、同盟国としてのツールでしかなかったというその背景、特に前者においては現代も大して変わってない女性軽視みたいなところを描きたかったのかな。
周りからのありもしない噂や陰口に対してもうやってらんねーとばかりに開き直って洋服や靴に散財して夜遊びばっかしちゃう感じは、デフォルメして現代っぽく書いてるとは思うけれど、わかりまくる!!ホント、買物と夜遊びしかストレス発散できないよ!
そして日本の皇室でも似たようなことがあり、雅子様が病んでしまった原因とかも重なって、ある意味マリーアントワネットはヘルシーな行動を取ってるじゃん!と思った。(これやったらバチクソ叩かれるけど)
現代における女性の立場ともなんだか似ているし、結局有名だったり地位があれば叩かれるのって、ある意味今のネット社会となんも変わらん。もちろん庶民がどこまで悲惨な状況だったのかはあまり理解できていないから、なんとも言えないのだけれど、ルイ16世も食べるのと錠前だけが好きな割と地味な男で悪人とも言えないし、愛人なんて作らず生真面目かつ国のこと考えて行動はしているし、正直時代が悪かった、としかいいようがない、、のかも!?
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