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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのqのレビュー・感想・評価

3.6
2024年6本目

劇的なストーリーではないけど、大学に来てから従業が始まるまでの数日間、くだらん男子の生態のロードムービー的な感じで、意味はないけど楽しかった。
リチャードリンクレイターらしくもあるが、コメディ映画みたいな感じで気楽に観れる。でも意外にひとつひとつの言葉は流石だった。

完全文化系の生態を生きていた私からすると体育会系男子とはまるで接点がないし、どちらかというと苦手意識がある。どんな生態系か知らずに生きてきたので、こんな感じなんだと知れたしやっぱ苦手だ。
しかし、バカすぎて楽しかったし、まあ酔っ払いは似たようなもんか。

とにかく音楽が最高。毎晩違うジャンルのクラブとか、パンクのライブでモッシュまで。エンディングも最後まで楽しいから観てほしい。

クビになっちゃったあの人の
「目の前の音楽と音と音の間の宇宙に周波数をあわせるんだよ自分を見つけることを恐れちゃいけない」
授業がはじまった時に教授が書く
「開拓すべきものは自分でみつけるもの」
は真理だな。
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