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マリー・アントワネットのmhのネタバレレビュー・内容・結末

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ポップでキュートなマリー・アントワネット伝。
カンヌでブーイング(があったけど、それはわりと普通とのこと)されたことが誇張された結果、批評家からも厳しい意見が相次いだっぽいけど、なかなかどうして攻めてるし楽しいしで実際かなりおもしろい。
旦那さんが手を出してこないというだけでひっぱる前半がやや冗長。ただし、手を出して以降は3カットで子どもが生まれるという、芸術的な省略をやって見せてくれる。
浪費が激しいことや、国民が飢えていることや、フランス革命のことにも触れるんだけど、深くは扱わないので、フランス王朝およびマリー・アントワネットの悪さが伝わってこないような構成にしてあった。
ので、宮殿を追われたところでばっさり終わらせるのが適切だし、潔ぎよいしで爽快だった。
ソフィア・コッポラ、お父さんよりすごくない?
面白かった!
mh

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