・ジャンル
スラッシャー/ホラー/ドラマ
・あらすじ
幼少期に自らの持つ超能力で母アマンダに手を上げた父ジョンを殺してしまった過去を持つティナ
その罪悪感は成長してからも尾を引き彼女は今尚トラウマと幻覚に苦しんでいた
そして主治医クルーズの勧めで現場であるかつての家へ母と共に戻り治療を開始
しかしクルーズは彼女の超能力を罪の意識と紐付けて考え半ば実験の様な事をさせるばかり
そんな彼に不信感を抱くティナは隣家へパーティーにやって来た若者グループにもからかわれ母以外に信頼出来る人間がおらず孤独に苦しんでいく
一方でグループの青年ニックだけは彼女の良き理解者となり2人は惹かれ合う様に
だが喜びも束の間、ティナは父を生き返らせようとして誤って復活させてしまった殺人鬼ジェイソンの凶行を予知する幻覚を見初めて…
・感想
不死身の殺人鬼ジェイソン・ヴォーヒーズを描くシリーズ7作目
今作は前作で幼少期にジェイソンを殺すも後に蘇らせてしまった青年トミーが彼を湖に封じた遺体が主人公ティナの超能力で再び蘇ってしまうというストーリー
不死身の殺人鬼と超能力少女という最早、重厚感など期待させる気のない内容なのでそこはともかくとして終盤に入るまでティナが超能力をあまり活かさないのでちょっと設定に無駄遣い感があるかなぁというのが第一印象
また隣家に誕生日パーティーの為にやって来た若者グループの死ぬ順番にしてもスバ抜けてクズなメリッサがなかなか殺されず焦らす割にしばらく存在感が薄いのでこちらももっと活かせた気がする
勧善懲悪なシリーズでもないとはいえもっとスカッとする惨殺が見たかったんだよなぁ…
ただ2度目の蘇生で不死身であるだけでなくよりパワー系殺人鬼として磨きの掛かったジェイソンの殺戮はなかなか派手!
お得意の凶器攻撃だけでなく拳で貫いたり頭部潰しもまた見せてくれるのでゴア描写だけを求める分には楽しい
登場人物の数も多いのでキル数が多いのも良かった
ジェイソンが可愛い場面もある程度あったし
次作はいよいよクリスタル湖を離れてNYへ行く問題作だけどこちらも御多分に洩れず記憶があやふやなので都市に進出した分、キル数が爆発的に増えていて欲しいなぁと期待
他はもう期待出来ないし…w