みちたろ

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリストのみちたろのレビュー・感想・評価

4.2
まさか”神の沈黙”が主軸の映画だとは思わなかった。薬中の泣き虫おじさんが必死になってキリストに許しを乞う姿はどこか滑稽で切ない。

クズに染まりきった己を許したとき、他人も許せるようになる。しかし、罰が下らないわけではない。ラストが慈悲深くもあるし、無慈悲ともとれる演出で見事だった。
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