Kento

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のKentoのレビュー・感想・評価

3.5
"ハリーポッター"シリーズの5作目です

良い点

・グラフィックが素晴らしい
(魔法省、ブラック家の家系図、アンブリッジの部屋等)

・アンブリッジのシーンは、女優の方の演技もあって嫌らしさが上手く表現されていました

・フレッドとジョージが暴れまわるシーン
(原作とは少し変えられていますが、映画nizeされていてこれはこれで良かったです)

・ヘレナボナム=カーターが演じるベラトリックス・レストレンジの演技力

すごい

・ハリーとシリウスの共闘、
ダンブルドアvsヴォルデモートのシーンがカッコいい

残念な点

・尺の都合上、個々のキャラクターの感情描写が極端に削られているので
ハリーのイライラやシリウスの苦しみがほとんど伝わらない
(ハリーがただの癇癪持ちみたいになっているのは残念でした)

・本来ハリーが次作の"謎のプリンス"で初めて知るはずの呪文を、DA(ダンブルドア軍団)に教えている

ストーリーに関わる呪文なので、ここで軽く出して欲しくはなかったです


・ドビー再登場、クイディッチ、聖マンゴのシーン全カット

"炎のゴブレット"に引き続き、またしてもドビーの出番はカット泣

ロンのキーパーっぷりや、ネビルの両親について等キャラクターを掘り下げるシーンがカットされたのは残念です(あの人の再登場も…)


・呪文のエフェクトにほとんど変化がないので、ただの衝撃波の様に見えてしまう

・戦闘シーンが全体的に、少ない

(不死鳥の騎士団・DA vs デスイーター、ダンブルドアvsヴォルデモート)

原作では、デスイーター達相手に様々な呪文を使って対抗していたので、カットが残念です

・彼がベールに倒れるシーンの表現が原作と違う

・シリウスからの贈り物のシーンがカットされている

単品の映画として見れば、面白いと思います!
Kento

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